パタンジャリ・マハリシ

スヴァ・シャンテイ・ヨーガ研究会

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〒360-0825 埼玉県熊谷市月見町1-124

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2017/10/22 パタンジャリ・マハリシ

                     パタンジャリ・マハリシ

パタンジャリマハリシは、ヨーガの聖典『ヨーガ・スートラ』の作者と言われています。

『ヨーガ・スートラ』はヨーガを8支則によって解説し、より心理的に考察したヨーガの哲学といえます。

`atha yogaanushaasanam’ (1-1) 「これより、ヨーガの解説をしよう」

`yogas chitta vritti nirodhah’ (1-2)  「ヨーガは心の作用を止滅することである」

心の作用は5種あり、正知(pramana)、誤認知(vipalyaya)、妄想(vipalka)、睡眠(nidra)、記憶(sumrti)であり、これらは煩悩性(krishuta)のものと非煩悩性(akrishuta)のものとに分けられます。煩悩(kresha)を無智さ(avidya)、我意識(asmita)、憎悪(dvesya),愛着(raga)、生命欲(abnivesha)の5種と考え、すべては無智さを根源としていると考えています。

私たちは真実でないものを真実と考えてしまったり、自分でないものを自分であると、また永遠でないものを永遠であると、無智であるがゆえに思ってしまうといいます。私たちの人生のすべての悲惨さと苦しみは、この誤った認知のためにあるというのです。

そういった無智さを打ち消す智慧である識別智(vivekakhyati)を私たちはいかに掴むのか、日々のよくよく注意した行為のあり方(ヤマ・ニヤマ)や、心の向かう矛先、その向こう先にある絶対的な存在との常なる合一など

『ヨーガ・スートラ』は解説していきます。

このような行法が確立していたのが紀元前3~6世紀(日本では弥生時代)といわれているので驚きである。

現代の私たちのストレス社会に大きく貢献する行法、心理療法を提示してくれているように思われます。

 

 

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